Friday, November 29, 2013

最終日に“64”今大会も強さを見せたベ・サンムン




2011年10月30日20時13分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 河野晃一郎 -15
2 ベ・サンムン -15
3 藤田 寛之 -14
小田 孔明 -14
5 矢野 東 -13
J・B・パク -13
7 上井 邦浩 -12
増田 伸洋 -12
野仲 茂 -12
10 手嶋 多一 -11


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プレーオフで敗れたものの最終日は8つスコアを伸ばした(撮影:上山敬太)









マイナビABCチャンピオンシップ 最終日◇30日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の最終日。やはりこの男の底力は計り知れない。トータル7アンダーからスタートしたベ・サンムン(韓国)がこの日“64”で回りホールアウト時点で単独首位に浮上。その後最終組の河野晃一郎に並ばれ、6ホールに及ぶプレーオフの末敗れたものの、賞金ランキング1位の実力を存分に見せつけた。

野仲、単独首位!高速グリーンが“ちょうどいい”ワケ【3日目】

 ベは前半だけで6つ伸ばすと、11番ボギーの後、さらに4連続バーディ。最終的には17番のボギーに泣いたが圧巻のプレーだった。単独首位でホールアウトして後続組を待つまでの間、練習場には行かず体力の回復に務めながらプレーオフの可能性に備えた。プレーオフ6ホール目で力尽き4勝目はならなかったが、「河野さんがすごく上手かった。パットも上手いし、ショットも全然プレッシャー無いようでした」と最後は死闘を演じた相手を称えた。

 しかし、単独2位に入ったことで1,500万円を加算し、賞金王へまた一歩近づいた。どこからでも優勝を狙える爆発力は、昨年の金庚泰(キム・キョンテ)(韓国)をも上回るスケールを感じさせる。藤田寛之も「トップに立っていることで自信もついているだろうし、今波に乗っているね」と語るなど、ツアープロから見てもその強さは際立っている。

 「出場するダンロップ(フェニックス)まで自信持って最後までプレーします!」。この勢いのままいくと、べが米国ツアーQTのため出場しない「カシオワールドオープン」、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を待つことなく賞金王が決定する可能性も十分にありそうだ。

【最終結果】
優勝:河野晃一郎(-15)※プレーオフ
2位:ベ・サンムン(-15)
3位T:藤田寛之(-14)
3位T:小田孔明(-14)
5位T:矢野東(-13)
5位T:J・B・パク(-13)
7位T:上井邦浩(-12)
7位T:増田伸洋(-12)
7位T:野仲茂(-12)
10位T:石川遼(-11)他2名

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