Friday, November 29, 2013

藤田寛之、小田孔明、決まらなかったイーグルパット




2011年10月30日19時33分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 河野晃一郎 -15
2 ベ・サンムン -15
3 藤田 寛之 -14
小田 孔明 -14
5 矢野 東 -13
J・B・パク -13
7 上井 邦浩 -12
増田 伸洋 -12
野仲 茂 -12
10 手嶋 多一 -11


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1打及ばずプレーオフに進めなかった藤田寛之(撮影:上山敬太)


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マイナビABCチャンピオンシップ 最終日◇30日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)>

 「マイナビABCチャンピオンシップ」の最終日。トータル13アンダーの藤田寛之が最終18番にきた時点で、ホールアウトしていたベ・サンムン(韓国)との差は2ストローク。イーグルならプレーオフに持ち込める状況で、藤田の第2打はピン奥5メートルのイーグルチャンスについた。「キャディと右いっぱいと読んだけど、どこかスライスの要素も入っている気がして」。上からジャストタッチで狙ったが、惜しくも入らずバーディ止まり。プレーオフ進出はならなかった。

藤田寛之、優勝戦線に浮上!師匠の奮闘に続けるか【3日目】

 「このスコアだから良しとしないといけないのかな」と5つスコアを伸ばしたこの日のプレーに及第点を与えながらも、今季どうしても届かない頂点。「(この日)8アンダーとか出してくる選手がいるんだから、自分が強くならないと」。今大会も、さらに上にいく必要があると痛感したラウンドとなったようだ。

 石川遼と同組でラウンドした小田孔明もイーグルならばプレーオフという状況で18番を迎えた。ティショットをバンカーに入れながらも、「212ヤードを4番アイアン。いくしかないでしょ」と魂のショットで右手前カラーまで運んでみせる。

 しかし、「打った瞬間、入ったと思ったのに…」カラーから5メートルのパットは無常にもカップを通り過ぎ小田もバーディ止まり。4番からの3連続バーディなど中盤にかけて猛スパートをかけて首位をうかがったが一打及ばず。「痛い3パット。あの一打がなぁ」と短いパーパットを外した14番のボギーを最後まで悔やんでいた。

 それでも最後イーグルならというところで、チャンスにしっかりつけてくるあたりはさすが百戦錬磨の2人。勝利には届かなかったが、今大会最終日を盛り上げた役者に拍手を贈りたい。

【最終結果】
優勝:河野晃一郎(-15)※プレーオフ
2位:ベ・サンムン(-15)
3位T:藤田寛之(-14)
3位T:小田孔明(-14)
5位T:矢野東(-13)
5位T:J・B・パク(-13)
7位T:上井邦浩(-12)
7位T:増田伸洋(-12)
7位T:野仲茂(-12)
10位T:石川遼(-11)他2名

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